仕事を知る

飛行機は人だけではなく、貨物も運びます。
飛行機に載せられる貨物は定められたルールに基づいて輸送されており、
NCA Japanでは、日本と世界各国を結ぶ航空機で輸出入される貨物のオペレーションを行っています。

  • 輸出

    日本から海外へ輸出される貨物の各種書類の確認、貨物に関するデータ入力やシステムでの税関申告を行います。
    また航空機への搭載プランの作成も行っており、コンテナやパレットに貨物を積み付け後、航空機のどのポジションに搭載するのか、航空機の重心位置の計算や積載物の重量調整などのウエイト&バランス業務も行っています。

    • M・S(2017年入社)

      ロードプランナーという仕事を担当しています。
      航空機の搭載プランに関する書類作成や航空機の重心位置に対して適性に貨物が搭載されているかウエイト&バランスを管理するのが主な仕事です。
      航空機の持っている収容能力を最大限に発揮させるプランを作ることに難しさを感じつつも航空輸送の奥深さや面白さを感じることができます。

    • M・Y(2017年入社)

      貨物の受託やシステムへの貨物情報の登録、危険品貨物のチェックを担当しています。
      輸出業務の基本となる仕事でもあり、覚えることが多く苦労をしました。
      ですが、職場の先輩や同期のサポートを受け、少しずつ業務に慣れることができました。
      担当した便が無事に成田を離陸した時はとてもやりがいを感じます。

  • 輸入

    成田空港に到着する輸入貨物に関わる業務を行います。
    事前プランの作成、貨物と一緒に到着した書類の確認と税関への貨物情報の報告等があります。
    他には成田を経由して国内外の各空港へ転送される貨物に関する取扱いやイレギュラー発生時にはNCA海外支店との調整、顧客対応を行っています。

    • Y・O(2018年入社)

      航空機が成田空港に到着するまでに、NCA海外支店から送られてきた貨物情報をもとに、貨物の取り卸しや貨物をお客様へ引き渡すまでの保管等に関するプラン、搭載貨物のリストを作成しています。また、航空機到着後は事前情報と貨物の書類の確認後、システム処理を行っています。
      到着貨物の中には馬、キリン、レーシングカーなど貨物機ならではのものがあり、こういった貨物がどの様にして到着するのか近くで知ることができて、世界との繋がりを感じながら仕事をすることにやりがいを感じています。

  • 輸入上屋

    税関による輸入許可がおりた貨物をお客様へ搬出する業務を行います。
    また、動植物検疫や税関検査の対応もしており、一時的に貨物を上屋から搬出する手続きや検査場までの搬出指示とシステム処理も行っています。
    各種法令や社内規定を遵守し、お客様へ迅速かつ確実な貨物の引き渡しを行っております。

    • M・M(2017年入社)

      輸入許可が下りた貨物をシステム端末を使用して、委託先であるアウトサイドスタッフに対してトラックの積み込み指示を出します。
      貨物の引き渡しに必要な書類の確認を行い、お客様をお待たせすることのないよう上屋の状況や貨物の物量を想定しながら業務を行っています。

  • 工程管理

    航空機の出発便と到着便に関する工程管理業務を行います。安全運航、定時運航そして貨物を目的地まで届けるという確実性を念頭に業務を行っています。

    • N・M(2007年入社)

      航空機の到着、出発時の安全確認や作業の工程管理をするスーパーバイザーを担当しています。
      海外から特殊貨物が到着する時のハンドリングに関する調整や輸出貨物の上屋への搬入から航空機への搭載までの調整などを行っています。
      社内はもちろん、委託先である貨物搭載のスタッフと連携を取り、限られた時間内に多くの貨物を迅速かつ安全に取扱うよう管理を行っています。

  • 施設器材管理

    南部貨物地区内の上屋施設・設備や給油施設の保守管理を行います。
    また、航空貨物輸送には欠かせないパレットやコンテナといった器材や各種運送備品の在庫管理、修理・廃棄などの対応も行っており、海外を含むNCA全支店との調整業務を行います。

  • 品質管理

    運送サービスに関する業務品質の維持や向上と航空貨物ハンドリングに必要な教育・訓練の業務、また、カーゴクレームに関する業務を行います。
    品質管理に関わる諸活動を通じて業務品質向上を推進するとともに、これに大きく寄与した社員を褒賞する制度を設け「褒める文化」の醸成に努めています。
    教育・訓練に関わる業務では、NCAグループの運送部門全体の教育・訓練計画を策定のうえ、その記録管理や社内資格管理などを一貫して行っています。

    • C・H(2006年入社)

      新入社員を対象に国際航空貨物業界の基礎知識の習得を目的とした教育を担当しています。
      運送現場の社員が業務に必要な知識をどうしたら身につけられるのかを考えながら、教育を新規企画・実施しています。

  • 管理部門

    総務、経理、人事などの会社の経営から庶務まで幅広い業務を担当しています。
    社員が働きやすい職場環境作りや業務の効率化などを考えながら取り組んでいます。

  • その他

    入社後はNCA Japanのメインの仕事である運送部門への配属を予定しており、そこで実務経験を積んでいただきます。
    その後は人財育成、ジョブローテーションの一環として社内での人事異動はもちろん、運送のプロフェッショナルとして日本貨物航空への出向など幅広いフィールドでの活躍の機会があります。
    出向者の中には、チャーター便の運航に関する海外ハンドリング会社との調整や日本貨物航空海外支店の運送に関わる監査の担当など、国内に留まらず海外で活躍している社員もいます。

    • Y・H(2007年入社)

      私は日本貨物航空へ出向して、現在は主にチャーター便に関する業務を担当しています。
      それまでは輸出でのロードプランナーを担当していました。
      チャーター便は定期便とは違い、就航していない空港に運航を行うため、事前に現地に行きハンドリング会社との調整を行います。
      特殊貨物を輸送するケースが多く、事前に関係各所との綿密な検証が必要となります。
      アフリカのウガンダに2週続けてチャーター便を運航した時は、特殊車両を航空機一杯に搭載するため、事前に日本で整備や運航技術の部門と検証を重ねました。
      現地でのオペレーションは長時間に及び、暑さなどで体力的には非常に厳しいものでしたが、現地スタッフともコミュニケーションを取り、無事に運航を終えた時は感無量でした。

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